北海道災害復興支援基金では、新型コロナウイルスの影響によるさまざまな課題に対する市民活動を支援していくため、北海道内に所在地のある団体を対象とする「新型コロナウイルス感染症対策市民活動助成」を創設しました。
道内には、感染拡大防止に取り組んでいるNPOや、新型コロナ収束後の新たなまちづくりに取り組もうとするNPOの活動を応援することによって、北海道におけるNPO活動を今後さらに活性化しようとするものです。
頂いたご寄付は、感染拡大防止に取り組んでいるNPOや、新型コロナ収束後の新たなまちづくりに取り組もうとするNPOへの助成金として活用させていただきます。引き続き、新型コロナウイルス感染症の対策に取り組んでまいりますので、みなさまのご支援とご協力をお願いいたします。(2021.3.31:助成決定を受けて寄付募集については停止いたします)
選定結果
2021年4月10日、北海道NPOファンド理事会は以下の5団体への助成を決めました。
- NPO法人陽向ぼっこ 「子供食堂及び地域食堂継続継続運営資金の一部」。
- 認定NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおんとかち 「子どもたちの心をいやす人形劇鑑賞~人形劇団えりっこ公演」
- あったかい場江別 「江別学生0円食堂・無料食料配布プロジェクト」
- 一般社団法人北海道ブックシェアリング 「えほんのばくりっこinえべつ」
- 勇者の会 「小児ガン患者に対する学習支援ならびに心のケア」
助成公募を開始します
方針は、「コロナ禍における北海道の市民活動を考える助成」です。
様式1,2,3をメールまたは郵送でお送りください。
◎ご寄付の募集をはじめました
新型コロナウィルス感染症に関わる北海道内のNPOに対して、用途に応じた2種類の寄付金募集が北海道NPOファンドグループ内で行われています。
(1) コロナ対応の活動への助成:新型コロナウイルス感染症対策市民活動助成
北海道の災害に迅速かつ長期的な支援を行うための常設の基金「北海道災害復興支援基金」内に特別枠として設けられた基金です。感染拡大防止に取り組んでいるNPOや、新型コロナ収束後の新たなまちづくりに取り組もうとするNPOの活動に対する助成金として活用いたします。
(2) 組織運営への支援:47コロナ基金
全国のコロナ対応の基金創設を支援する「公益財団法人地域創造基金さなぶり」と「北海道NPOファンド」が連携して創設した基金です。会費や寄付・助成金などの支援性収入の割合が比較的高い団体を対象として、資金的な支援や助成団体の組織運営力を高めるための伴走支援に活用いたします。これらの支援によって、持続可能な組織体制の構築を目指します。
◎調査報告書を公開しました
2020年4月1日~10日にかけて行われた、①ウエブアンケート調査、②グループインタビュー調査、③ヒアリング調査の結果を元に調査報告書を作成しました。これらの調査結果より、今回の助成制度の創設に至りました。大変な状況にも関わらず、多くの方のご協力をいただきました。ありがとうございました。
→ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市民活動に対する影響調査報告書