2018年6月9日10:00~13:00まで、NPO 法人CANPAN センター代表理事の山田泰久さんを講師に、本気で助成金を考えるセミナー~今こそ、リアルな助成金の活用を!出す側の論理!」を開催しました(共催:日本ファンドレイジング協会北海道支部、北海道NPOサポートセンター)。リアルな助成金の活用、なぜ、助成金の獲得ではなく、活用なのか?、なぜ、助成金なのか?(寄付や会費との違いは何か)という3部構成でお話していただきました。およそ25人が参加しました。「助成を出す側が申請書のどのような点を見るのか」「助成金のカレンダーをつくる」、「30万規模の助成金から、50万円、100万円とステップアップする」「助成金は永続しないので、申請においては事業の継続性を述べることが必要」など日ごろなかなか聞く機会のないお話だけに、会場は熱気にあふれていました。また、助成金、補助金、寄付の性質の違いを説明されたうえで、「助成金獲得により、実施事業そのものの成果に加えて、~財団から助成を受けているなど信頼性の向上などの付加価値があることを意識し、お金をもらうのではなく、活用するという視点で事業を行い、後々まで残る事業成果をあげることを考えたほうがよい」とも述べられました。NPOの本来のミッションを達成するために、助成金をどのような視点で活用するべきなのかを、改めて学ぶことができました。