事例2. 瀧谷きく基金 女性の活躍を支援する団体への助成

北海道内で活動をするNPO法人で、女性が活躍している・できる活動、環境教育や職業訓練等を通じて人材育成に従事している団体への助成

「瀧谷きく基金」は、瀧谷きく氏(遺言執行人瀧谷和隆氏)の遺言により造成されました。女性の活躍、人材育成、職業訓練につながる活動をしている団体へという具体的な要望をいただき、北海道NPOファンドが寄付をお受けし、瀧谷氏と北海道NPOファンドが候補団体を選定し、北のNPO基金選定委員会により助成団体が決定されました。

助成先 NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト
事業名 余市の懐かしい未来プロジェクト
事業期間 2018年4月~2019年3月
助成金額 90万円

NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト 坂本純科氏

このたびは、助成によるご支援に心から感謝申し上げます。 当法人は、余市町において農村資源を生かした環境教育・交流事業を行っています。本助成を活用して、ビジターの休憩や飲食にも役立つようなガーデンを製作したいと考えています。ガーデンの製作に当たっては、積極的に地域の人々を巻き込み、各種専門家のサポートを受けながら、ネットワーク拡大に努めます。また、ガーデンにはかつてこの地域でさかんに栽培されていた除虫菊を植栽し、植物を使った安心安全な虫よけの開発を試みます。将来は、農村の若者や女性の経済的自立につながるような活動に育てていきたいと考えています。

この事例では、北海道NPOファンドが寄付をお預かりして、北海道NPOサポートセンターおよび、北海道各地のNPO支援センターと連携して、ご希望に叶う団体を調査、選定しました。