人生の集大成として、財産の一部・全部を公益法人やNPO等に寄付する遺贈寄付への関心の高まりから、民間非営利活動団体、学校法人等でも遺贈寄付の受け入れ件数が近年増え始めています。思いの託された寄付を遺贈寄付としてお受け取りする活動団体に求められる知識は寄付者やご遺族との対話、法務・税務・信託など幅広い領域に渡ります。当研修では、遺贈寄付をお受け取りするにあたって必要な基本的知識を、専門家による講義と対談を通して学んでいただくことができます。
遺贈寄付は、寄付者の方の幸せや自己実現に繋がるだけでなく、日本の社会課題解決に向けて必要となる地域の未来資産を増やしていく大切な資金ともいえます。ぜひ一緒に遺贈寄付について学んでみませんか。ご参加をお待ちしております。
申込フォーム https://onl.tw/Kbhhu1S または npofund@npohokkaido.org
締め切り:2月24日
問い合わせ先: 北海道NPOファンド 高山 npofund@npo-hokkaido.org
遺贈寄付の基本知識をQ&A形式で分かりやすく解説したハンドブックの改訂第2版です。高齢化や相続税法の改正に伴い、相続財産の寄付や遺言による寄付、信託を利用した寄付の関心が高まっています。しかし、法務的、税務的なリスクや経験不足などで進んでいない状況です。受け手の民間非営利団体がおさえておくべき基本知識を分かりやすく解説しています。2021年9月に全国レガシーギフト協会が発表した遺贈寄付の倫理に関するガイドラインも掲載されています。
<当日の流れ>
13:00 13:20 開会 参加者自己紹介
13:20 14:10 遺贈寄付について知ろう
14:10 14:40 遺贈寄付の基礎知識(法務)
14:40 14:50 休憩
14:50 15:20 遺贈寄付の基礎知識(税務)
15:20 15:40 遺贈寄付の受入れ 対談~遺贈寄付の事例~
15:40 15:55 質疑応答
15:55 16:00 閉会
山北 洋二 全国レガシーギフト協会共同代表
元あしなが育英会常勤監事
1949年福岡生まれ。大学時代に交通遺児育英募金に参加したのが縁で、1972年に財団法人交通遺児育英会に就職。1991年全遺児対象のあしなが育英会の発足。初代事務局長に就任。2016年常勤監事で退任。あしなが運動のファンドレイジングの経験が非営利団体の役に立てればと、2011年にファンドレイジング協会理事就任。2014年から地域の遺贈寄付を地域で活用する「遺贈寄付の地産地消」を伝えながら遺贈寄付推進に関わる。
今野佑一郎 認定NPO法人北海道NPOファンド代表理事
弁護士
NPOのための弁護士ネットワーク所属。本業を生かし、諸団体の理事、監事、会員として活動しながら、主に北海道内のNPOや市民活動、ボランティアにおける法的サポートを幅広く行う。
■経歴等
福島県出身
平成21年 北海道大学法学部卒業
平成23年 北海道大学法科大学院卒業
平成24年 札幌弁護士会登録