日程:2024.12.9(月)13:00-16:00
場所:①札幌エルプラザ ホール3F ②Zoom
参加費:無料
お申込フォーム(申込時に簡単なアンケートがございます、ご協力お願いいたします)
https://forms.gle/WXdNbUi4uVoLW3iK6
【プログラム・予定】
・はじめに
・基調講演
(公社)チャンス・フォー・チルドレン 代表理事 今井悠介氏
・質疑応答
・パネルディスカッション
(株)コエルワ 代表取締役CEO 阿曽沼陽登氏
NPO法人子ども共育サポートセンター 代表理事 長江孝氏
・質疑応答
・意見交換会
・おわりに
1986年生まれ。兵庫県出身。
小学生のときに阪神・淡路大震災を経験。
学生時代、NPO法人ブレーンヒューマニティーで不登校の子どもの支援や体験活動に携わる。公文教育研究会を経て、東日本大震災を契機に2011年チャンス・フォー・チルドレン設立。6000人以上の生活困窮家庭の子どもの学びを支援。その他、全国子どもの貧困・教育支援団体協議会理事、学校法人軽井沢風越学園評議員等を務める。2021年より体験格差解消を目指し「子どもの体験奨学金事業」を立ち上げ、全国展開。著書に『体験格差』(講談社、2024年)がある。https://cfc.or.jp/
1989年京都府生まれ。
医学部を目指して多浪後挫折。酪農業や東日本大震災の被災地支援を経て、24歳で慶應義塾大学入学。学生時代に地域の小中高生が集う学びの場を創設。
教育分野での活動が評価され、世界経済フォーラムよりU33のGlobal Shapersに選出。2024年より株式会社コエルワの代表取締役CEOに就任。休眠預金等活用法助成21年度通常枠の実行団体採択。
1978年釧路市生まれ。
2005年4月『こどもたち一人ひとりがイキイキと成長できる場所を創る』ことを目指し、同センターを設立し代表へ就任。小中学生対象の体験活動事業と指導者養成事業を展開する。2024年4月よりチャンス・フォー・チルドレンが全国展開するハロカルに参画、北海道運営事務局として、貧困を余儀なくされている家庭の子どもたちに体験活動を届ける事業に取り組む。
今井悠介氏の『体験格差』(講談社現代新書)では、子どものころの体験(学外教育、部活、レジャー、習い事など)の有無が将来に与える影響について述べられています。そして、経済格差やシングルペアレントの子育て負担などの要因で、子どもの体験に差がついてくることが触れられています。それに加えて、地方では人口密度の低さ、人口の自然減、若者の人口流出(社会減)が顕著であることが加わります。目指す目標に対して身近な先輩、多様なキャリアを経験した大人、ロールモデルが少ないことによる体験格差も加わり、学習能力だけでなく新しい学習要領で重視される非認知能力の面でもハンディが増すことが懸念されます。
そうした現状にいかにして取り組めばよいのでしょうか。チャンス・フォー・チルドレンは「ハロカルプロジェクト」を立ち上げ、日本各地でパートナー団体とともに体験格差解消を推進しています。
また、北海道NPOファンドは「地方における学習・能力向上機会の拡充による選択格差の解消」という助成事業により、地方における体験格差解消アイディアを募集、3団体を採択しこのテーマに取り組んでいます。
本講演会は、体験格差の要因を明らかにし、北海道で活躍する実践者とともに、こどもたちの未来のために何をするべきなのかを考えます。
※2021年度休眠預金等活用法による「地方における学習・能力向上機会の拡充による選択格差の解消~小中を通じた「なりたい自分」の選択視野を広げる地域教育」事業として実施します。認定NPO法人北海道NPOファンドは、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の2021年度通常枠公募(第2回)の休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として。北海道の地域性や人口流出の進行に起因する学習機会選択格差是正に寄り組んでいます。 事業期間:2022年~2025年まで。
「地方における学習・能力向上機会の拡充による選択格差の解消~小中を通じた「なりたい自分」の選択視野を広げる地域教育」事業について
Mail:npofund@npo-hokkaido.org / Tel:011-200-0973
※参加申込いただいた方には、北海道NPOファンドのメールアドレスより当日のご案内等差し上げます。迷惑メールボックス等に入らないよう設定をお願いいたします。
「ハンドくんファンド」は「北のNPO基金」の運営に活用させていただく基金です。運営管理経費、広報、報告会開催などに活用いたします。Yahoo!ネット募金からもご寄付が可能です(Tポイントが使えます)。